2012年1月15日日曜日

第二章 アトピーが生まれた背景  3 現代治療の限界

治療法は、ステロイド投与とアレルゲン除去だけ?                                                 

現代の治療は、アトピーだけに限りませんが、患部治し。が殆どです。対処療法であり、根本療法ではありません。これを塗れば治る。これを飲めば治る。つまり、ステロイドを塗るべきか?アレルゲンは何か?の2点が主な観点です。医師たちはこう云います。“もともとステロイドは身体の中で作られるホルモンだから安心だ。”と。何を根拠に断言できるのでしょう?合成のステロイドが作られる前は、牛のステロイドを使っていたそうですが、ホルモンや血液は、表面では似たように見えるモノでも、それぞれに条件が違う人間(個人個人)、動物、合成(化学的な)、各それぞれが同じであるはずがありません。ですから身体のレセプター(受容体)が分子レベルで、似たものを勘違いしてアレルギー反応を起こすのだと思います。アレルギー反応は、内分泌撹乱物質という自然成分に似せたモノが出現したことによる弊害です。身体で作られるはずのステロイドが作れないなら、似たようなモノでそれを補えば良い。ではなく、自分自身で作れるようにするにはどうしたらよいか?そこを考えてほしいと思うのです。

 私は決して、お医者さんに行くなとは申しません。民間療法だけが良いと云うつもりはありません。何事もバランスだと思います。治療を選ぶ本人と家族が、あやふやな気持ちでなく、アトピーと云う状況に真っ向からのぞみ、その根本原因を見つめようとしているか?また、見つめるところは、皮膚がタダレているところではなく、当事者や周り、ことの他、母親(一番身近にいる人)の心や魂なのでは?と問いたいのです。

私がこうしてこれを書くことになったのは、心という、通常、人が触れにくい問題に触れて、風穴をあけてみたいと思ったからです。“何故アトピーになっているのか?”そこからお話ししているのです。どの治療が良くてどの治療が悪いかは二の次なのです。何故なるかという事に風穴を開けることによって問題点が見えてくるのではないでしょうか。問題点という原点が見えることによって必ずアトピーは改善するはずです。それで“痒い痒い”と泣き叫ぶ子供たちが少しでも減ってくれれば、アトピーが治った(正式には共存している)私の神様への恩返しになるのかなと思っています。



免疫を上げてはダメ

一般的に病気になると免疫を上げましょうと云うのが定説。ところが、免疫が上がりすぎて身体が反応するのが、アレルギーの症状です。免疫が上がりすぎるアトピーは、身体の中にIgE抗体と云う武器を作ります。このIgE抗体は、身体にとって有害だと判断した敵と合体して反応します。それが身体の痒みです。身体を丈夫にしようとして、急に免疫を上げる健康食品を取ったり、栄養価の高いものを取りすぎるとかえって痒みが増します。免疫を一気に上げるのではなく、徐々に免疫の器を大きくしなければなりません。粗食でもバランスのある野菜中心の食品を取り、代謝を高める生活をしながら、少しずつ免疫を受け取る身体づくりをすることが肝要です。身体の中に取り入れる事と、代謝して排出する事のバランスが良くなれば、徐々に免疫をアップさせても平気な身体になって行きます。



アトピーの心療内科を…

殆どの病気に言えることなのですが、西洋医学的な対処療法も、東洋医学的な根治療法も何かが抜け落ち、偏っている治療の様な気がしてなりません。病気を全体のバランスで見るように指導した治療が見受けられないと云う事です。全体のバランスというのは、身体、心、魂の三本立てのことを云います。このことを基本とした、医学をホリステック医学と呼んでいます。ホリスティックな観点で早くから活動をされていた、元、九州大学医学部の故 池見酉次郎先生が、日本で最初の“心療内科”を創設。心の歪みが身体的な病気になることを世に知らしめたのは、幼き日の苦労と、その影響化での、ご自身の、過敏性大腸炎という体験からであったと述べられていますが、中医学では、大腸と皮膚は表裏一体。アトピーの原因が、心にあってもおかしくはないでしょう。何故?心や魂の問題に触れないのでしょう?そこに一つの問題点があるように思えます。

沢山のアトピーに関する冊子を拝見しましたが、心や魂に触れている治療法は、ほぼ皆無に等しいのです。心や魂を扱うと医学のコーナーには置いてもらえず、宗教や、精神世界として、別の書棚に置かれることになります。心や魂という見えない領域は、医学として説明出来ないから触らないのでしょうか?池見酉次郎先生亡き後、心療内科的位置づけを、もっと医療関係者に考えて頂きたいと思います。

現在の治療といわれていることは、当事者たちが好奇にさらされて、心を病み、大半のお医者さんたちも含む事業家達の餌食にされているのが、アトピーという世界です。再度云います。治療ではなく、事業家の餌食なのです。それが現状です。




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